極私的オトク情報

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マネーフォワード非対応の口座を管理するノウハウ

マネーフォワードという家計簿的なサービスがあります。銀行やクレカなど複数の口座の入出金情報を集約して表示してくれるサービスで、万人にお勧めできるわけではありませんが、少なくとも私個人は有用だと感じています。

というのも、私は銀行・証券・FX・クレカの合計で約80口座を維持しています。これほどの数になると全口座に手動でログインするのは非現実的ですが、一方で定期的に入出金をチェックしておくことは必要ですから、これらを集約してくれるだけでも非常に助かるというわけです。

マネーフォワードは金融機関の対応数も多いので、大半の金融口座について自動集計できるのも良い点です。

マネーフォワードでもFX会社の対応は不十分

しかし、マネーフォワードでもFX会社の対応数は十分とは言えません。私が持っているFX口座のうち、次の口座が未対応です。

  • みんなのFX
  • LIGHT FX
  • JFX
  • ひまわりFX

私の場合は「みんなのFX」をメイン口座の一つにしているため、マネーフォワードで対応されていないのは非常に不便です。

「財布を作成」機能を使う

こうしたマネーフォワード非対応口座の入出金を私がどう管理しているか紹介します。

まず「財布を作成」という機能で「資金移動(証券・FX)」のような仮想的な財布を作ります。これは入出金を手動で記録するための機能なのですが、振替先としても利用することができます。

次に、これらのFX口座への入出金について最初に1回だけ振替分類を行います。その際、振替先を先ほど作成した財布にします。こうすることで、以後の入出金は自動で記録されるようになります。

損益のみ手動入力

上記の設定により入出金だけは記録されるのですが、この際に仮想的な財布の残高がズレることがあります。たとえば100万円入金して1万円利益を出して101万円出金したような場合、財布の残高が-1万円という表示になってしまうのです。実際のFX口座の残高が0円なのに、マネーフォワード上は-1万円となってしまうのでは家計簿として使い物になりません。

これを解決するにはFXの損益を手動入力する必要があります。この場合であれば差額の1万円を「みんなのFX 利益 10000円」などと登録すれば残高は0円となります。この1万円は収入扱いにしてもいいと思いますが、私の場合は振替で処理しています。

FX会社の出金タイムラグへの対応

一部のFX会社で出金する際、FX口座の残高は前日に減り、銀行への出金は翌日に行われます。私のよく使う口座ではライブスターFXとアイネットFXがそのような挙動になります。これをそのままマネーフォワードに記録してしまうと総資産グラフが凸凹になってしまい、資産が増えているのか減っているのかわからなくなってしまいます。

このような場合、FX口座の残高が減ったタイミング(出金日が水曜日なら前日の火曜日)で「ライブスターFX 出金」などとして「資金移動(証券・FX)」に入金があったことにします。実際に銀行に出金された額を「資金移動(証券・FX)」からの振替として扱えば資産総額として矛盾がなくなります。

逆に、口座更新のタイミングによっては出金先銀行口座に既に入金されているのに、FX口座の残高は減っていないように見えることがあります(私の場合セントラル短資でよく発生します)。このような場合は二重カウントされた額を「セントラル短資 表示調整(二重カウント分)」などとマイナスにし、翌日同額を戻すことで総額のズレを防げます。