極私的オトク情報

極私的オトク情報

銀行・クレカ・FXなどのお得情報や体験談を紹介していきます

新生銀行の外貨送金キャンペーンで儲けた話

新生銀行の外貨送金キャンペーンで儲ける方法について、私の体験談を紹介します。

今回紹介する方法は、必要資金120万程度、資金拘束期間は16日程度で、1,800円程度1の利益が出ますので、実質年利4.3%となります2

新生銀行の外貨送金キャンペーンの詳細

新生銀行では、他行から外貨を受け取った上で、同額を外貨定期預金に預け入れると現金がプレゼントされるキャンペーンを行っています3

新生銀行への外貨送金&対象商品のお取引で最大10,000 円キャッシュプレゼントプログラム

これは常設キャンペーンで、3ヶ月間区切りでキャンペーンが適用されます。つまり、現金プレゼントのチャンスが年4回あるわけです。

外貨送金額&取引額ごとにもらえるプレゼント金額・利益の理論値4は以下の通りです。

対象送金額&取引額 プレゼント金額 利益(理論値)
1万通貨以上5万通貨未満 4,000円 1,770円
5万通貨以上10万通貨未満 7,000円 1,850円
10万通貨以上 10,000円 1,200円

キャンペーン攻略法

本キャンペーンの攻略ですが、私は次のように行いました。

  1. YJFXで1万ドル買い
  2. 1と同時にみんなのFXで1万ドル売り
  3. YJFXで1万ドル現渡
  4. YJFXから新生銀行に1万ドル外貨送金
  5. 新生銀行で1万ドルを2週間満期外貨預金に預け入れ
  6. 2週間後の外貨預金満期のタイミングで解約&円転
  7. 6と同時にみんなのFXの1万ドルを決済

為替リスクをヘッジするために1万米ドルを両建てにしています。また、拘束期間を最短にする意味で新生銀行は2週間満期外貨預金に預けました。

今回利用したFX会社2社のうち、YJFXは外貨送金に対応している珍しいFX会社です。これについては別記事「YJFXから新生銀行に外貨送金してみた記録」で紹介していますので、あわせてご確認ください。

otoku-memo.hatenablog.com

もう一つのFX会社はどこでもいいのですが、スプレッドが狭くて売スワップポイントが0円に近い方が今回は有利です。この条件を満たすのが「みんなのFX」です。

紹介した2つのFX会社は個人的に良く使うFX会社です。持っていない方はこの機会に口座開設をお勧めします。

実際の損益

実際に私が8月頃に取引をしたときのコストとリターンを紹介します。

内訳 損益
外貨預金 税引後利息 1.84USD(195円)
外貨預金 為替損益 7,500円
FXスワップポイント -127円
FX為替損益 -8,090円
外貨送金手数料 -1,500円
プレゼント額 4,000円
合計 1,978円

決済のタイミングが良かったのか、理論値(1,770円)より少しプラスになっています。

コストの大半はYJFXの外貨送金手数料と新生銀行の為替手数料です。新生銀行の為替手数料はは新生銀行の優遇プログラムで「新生ゴールド」以上を確保しておくと断然オトクになります。次の記事で紹介しているとおり「新生ゴールド」はごく少額の資金拘束で取れるので、新生銀行がメインバンクでない方にもオススメです。

otoku-memo.hatenablog.com

リスク等

この手法は見てわかる通り結構複雑です。FX経験が一定以上ある人でもオペミスが一番怖いと思います。

FXでは「売りと買いを間違える」「取引量を10倍または0.1倍に勘違いしてしまう」というのが典型的なミスです。こういうミスをすると儲けが簡単に飛んでいきますので注意してください。

また、大きな為替変動があるとFXでロスカットされてしまうリスクもあります。FX全般の注意点ではありますが、証拠金不足にならないよう気をつけましょう。

まとめ

複雑なオペレーションと120万円拘束で2000円弱儲かるテクニックを紹介しました。

これをお勧めテクニックと言うつもりはありませんが、引き出しを増やす意味でこういう取り組みもアリかなと思っています。


  1. 新生銀行の優遇プログラムで「新生プラチナ」を獲得している場合。「新生ゴールド」なら1,570円、「新生スタンダード」だと970円が理論値になります。
  2. 1800 ÷ ( 1200000 × 16 ÷ 365 ) = 3.42%、 他の投資であれば利益の約20%が税金になると考えて利回り 3.23% ÷ 0.8 = 4.27 % 相当と計算
  3. 外貨建て投信などでもキャンペーン条件を満たせますが、外貨預金が一番ローリスクなのでお勧めです。
  4. 新生プラチナの為替手数料片道7銭/米ドルで計算。